地方フリーランスがお仕事を獲得している6つのルート【ステップ編】

こんにちは。地方都市でフリーランスをしている美佳(@LaboPixel)です。

先日「地方フリーランスがお仕事を獲得している3つの方法【スタート編】」という記事を書きました。やはり「どうやってお仕事をとってきているのか」というのはみなさん気になるようで、なかなか好評だったこともあり、今回は続きを書いてみたいと思います。

独立から5年目の今、途中で産休を挟みつつもなんとか復帰できている私。これってどなたかの参考になるかも?ということで、現在のお仕事確保のルートについてご紹介したいと思います!

目次

継続契約の企業様からのご依頼

なんと言っても欠かせないのが、独立当初からお取引きさせていただいている企業様の存在です。まだ右も左もわからないひよっこの私にお声がけいただき、ずっと契約を継続してもらっています。

そんな企業とどうやって知り合ったのかというと、実はクラウドソーシングサービスの存在でした。当時 本当に駆け出しだった私は出せる実績もなく、誇れる高いスキルもない状態だったのですが、1つだけ心がけていたことがあります。

それは、「使えるものは使えばいい!!」ということでした。

具体的にどういうことかと言うと、「Webデザイナーとしての実績が足りないのであれば、これまでの経験を掛け合わせて売り込めばいい」ということ。そのため、スキルシートには一見Webデザインとは関係のないこと(私の場合、会社の人事に所属していたことや、Webライターとして執筆の経験があったこと)まで記入していました。

そんなちょっと変わった(?)スキルシートを見た企業が、私のホームページを見てくださり、ホームページからの問い合わせに繋がったのです。何がどう作用するかわかりません。

「Webデザインは未知数なので、人事の経験などを生かして頑張ってほしい」と言われて始まった契約でしたが、その後は順調にデザインのお仕事を任せていただけるように。契約を継続していただけるように、自分に求められていることを考え続けて実戦し、今に至ります。

やはり伴走できるようなパートナーがいるというのは心強いです。しかも安定したお仕事=収入にもつながりますから。

継続契約できる企業を探すためのノウハウも、いずれ記事に書いていきたいと思います。

制作会社からのご依頼

Webサイト制作の営業で強いのは、なんと言っても制作会社です。例えば大手法人などでは、取引先も法人でなくてはならないという規則があるところも。一般的にフリーランスより法人の方が信頼度が高いということも背景にあります。

そして実は制作会社では、全ての制作を社内で行っているわけではありません。時期によって忙しい時とそうでないときがあるので、忙しい時期に合わせてスタッフを確保しておくのはリスクがあるからです。

しかし繁忙期だからと言ってお客様のご依頼を断るわけにはいきません。そんなときに活躍するのが、私たちのようなフリーランスの存在です。ディレクションは制作会社が行い、制作そのものは外注に出す…といった形です。

営業やディレクションをせずに制作に集中できるので、制作者側としてもやりやすい。さらによほどのことがない限り、不払いのリスクもありません。もしあなたに制作時間のゆとりがあるならば、複数の制作会社に繋がっておくことをお勧めします。

  1. 毎回仕事をくれる会社
  2. たまに仕事をくれる会社
  3. ピンチヒッターとして声をかけてくれる会社

はじめから①と繋がるのはまず難しいので、まずは③でチャンスをつかんで確実に仕事をこなしてから徐々に②へとステップアップ。②が複数社あるならそれでも比較的忙しくなると思います。さらにお仕事を増やしたいなら①を狙っていく…という感じですね。

制作会社からの案件は、自分のスキルの幅を広げるのにもピッタリですから、積極的に働きかけるようにしておきたいです。

過去のお客様からのご依頼

これはいわゆるリピーターですね。なんともありがたいことです。とはいえ、一度お取引があったからと言って必ずしもリピーターになってくれるというわけではありません。そこにはちょっとした工夫があるのです。

  • 対応は丁寧に、確実に
  • 1日(24時間)以内に返事をする
  • 納期を守る
  • ときには少し踏み込んでみる
  • 納品した成果物で成果を上げてもらう

共通して言えることは「お客様の立場に立って仕事する」こと。どれも当たり前のことですが、当たり前を当たり前にできていない人がいるのもまた事実。そしてできない人にリピーターはつきません(断言)!

詳しくは別の記事にまとめようと思いますので、今しばらくお待ちください^^

記事準備中…

お客様にリピーターになっていただく4つのポイント!

過去のお客様からのご紹介

過去のお客様ご本人がリピートしてくださるのではなく、別のご依頼主を紹介してくださるパターンです。類は友を呼ぶと言いますから、何か事業を行っている人は、同じように事業を行っている人とつながっています。

特に事業立ち上げのお手伝いをした方の周りには、これから立ち上げようという方がいるものです。つまりホームページや名刺などのデザイン周りを必要としている方です。

紹介でつながった方なら受注率は高いですし、そのお仕事で喜んでいただくことができたなら、また別の方の紹介にもつながります。こうなると営業する必要がなくなるので、自分も楽だし制作もしやすいです。

リピーターになっていただくポイントでお伝えした通り、まずは当たり前のことをきちんとこなして喜んでもらいましょう。

ホームページからのご依頼

侮れないのがホームページ経由でのお問い合わせです。基本的に「待つ」ツールではあるのですが、ただ単に待つだけではなく、お問い合わせにつながるように作り込んでおく必要があります。

よく営業マンに例えられますが、私の場合も同じです。うちのホームページも24時間365日休むことなく働いてくれています。ホームページがうまく機能していなければ、きっと私はクラウドソーシングサービスから抜けられていなかったのではないかと思うほどです(クラウドソーシングが悪いというわけではありません。私には合わなかったというだけのことです)。

人脈がある人や、SNSをこまめに更新できるという方などは、ホームページに頼らず集客できることもありますが、Web上に自分のサービス・商品についてまとめられている基地(Webサイト)は必要です。

Web制作以外の職種の方にとってホームページを1から作るのは難しいので、プロに依頼するか、オンラインサービスなどを活用するというのでも良いでしょう。

SNSからのご依頼

まだ数が多いわけではありませんが、SNSを見てご依頼いただくケースが増えてきました。私の場合はTwitterがメインなのですが、主に仕事に対する考え方についてつぶやいています。お客様に向けた発信でないにもかかわらず、「なんだか良さそうな方だったから」という理由でお声がけいただけるので驚きです。

公開できる作品をお持ちの方は、InstagramやTwitterで作品を公開すると反響を得られるでしょう。公開できるものがないという方でも、私のように仕事に関連した考え方や成功事例など、探せば発信できるものはあるはずです。

気をつけるべきは、「テーマを決めること」。あなたのフォロワーはあなたの「何」を知りたくてフォローしてくれているのか。その点さえ守ればSNSは難しいものではありません。もしまだやっていないというのであれば、ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

いかがでしょうか?一口に「お仕事獲得のルート」といってもたくさん方法がありました。いきなり全ての方法を始めるのは難しいですが、何かをとっかりにして大切に育てていくということであればできるのではないでしょうか。

どの方法にも共通して言えることは、丁寧・確実にお仕事をすること。お客様のために注いだ情熱と成果物はきっと何倍にもなってあなたのところへ帰ってきてくれるでしょう。自分なりのお仕事確保ルートができるといいですね。

この記事を書いた人

美佳のアバター 美佳 Webデザイナー

フリーランスWebデザイナー。独立5年目。30代半ばで未経験からWebの世界へ。2度目の産休から復帰!2歳と0歳のママ。在宅で仕事・育児・家事を両立できるか挑戦の日々。女性の生き方について模索中。WordPressラブ。

目次
閉じる