こんにちは。Webデザイナーの美佳(@LaboPixel)です。
この度、当メディアが無事にGoogleアドセンスの審査に通過しましたので、その記録として残しておこうと思います。もしこれからアドセンスの申請をするという方にとっては何かのヒントになるかもしれませんので、よろしければお目通しください!
- Googleアドセンスの審査を通過したい
- ブログ収入について興味がある
Google AdSense(アドセンス)とは
言わずと知れたGoogle社の広告です。自分が所有するメディア(ブログ含む)にコードを記載するだけで、Googleの審査基準を満たした広告が表示され、それを読者がクリックするとサイトの所有者に課金されるという仕組みです(基本的にクリック課金型)。
ブログ収入といえば他にアフィリエイトがあります。そちらは商品を必要としている方向けの記事を書き、商品ページへ誘導する形をとりますが、Googleアドセンスでは記事の内容は自由です。また、アフィリエイトではクリック課金よりもユーザーが商品を購入することで課金されるタイプが多いようです(その分、1件あたりの金額はアフィリエイトの方が高い傾向にあります)。
とはいえ、Googleアドセンスはどんなメディア・ブログでも掲載できるというわけではありません。Googleはユーザーファーストを大切にしている会社なので、その理念に沿ったメディア・ブログを作るということが必要になってきます。
この記事では、Googleの審査基準を細かく見ていくというよりは、実際に私が気をつけた点についてまとめていきたいと思います。全ての方に当てはまるわけではありませんので、あくまでも一例としてご参考になさってください。
【申請1回目】コンテンツ不足で見事惨敗
まず第一回目の申請ですが…。
「審査の結果、残念ながら、お客様のサイトは広告を掲載する準備がまだ整っていないようです。」ということで、残念ながら審査は通りませんでした。
それもそのはず、記事はたったの1記事だったからです。無謀ですよね…私もそう思います。Twitterでは0記事で審査を通過した方がいたようだったので、ダメもとで申請したのですがやはりダメでした(あたりまえ)。
【申請2回目】記事を充実させて見事クリア!
仕方がないので正攻法で立ち向かうことにしました。私がしたのは、次の5つです。
- とにかく読者にとって役に立つ記事を書いた
- 他のメディアにはない、自分だけの体験談を盛り込んだ
- 記事の文字数は最低1500文字を確保した
- プライバシーポリシーやお問い合わせページを用意した
- 合計8記事用意した
1. とにかく読者にとって役に立つ記事を書いた
なんと言ってもこれに尽きるのだと思います。当メディアの場合、収益化云々はさておき、「女性がキャリアやライフスタイルのなかで直面する課題に対して、何かヒントになるものを見つけていただきたい」という目的があったので、書くべき内容については明白でした。
ただただ一般的なことを述べたり、日記のような内容だったりすると、読者にとって価値がありません。むしろ、「読んだ時間を返して欲しい」とさえ思わせてしまうかもしれません。そうではなくて、読み終わった後に「読んで良かった」と思ってもらえるような内容を選んで書いてみましょう。
2. 他のメディアにはない、自分だけの体験談を盛り込んだ
Googleアドセンスの審査では、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」という理由で落とされることもあります。他のサイトからコピーしたような記事ばかりだと、そのサイトの存在意義そのものが疑われるからです。
そこで当サイトでは、扱うテーマがたとえ他サイトと同じであったとしても、オリジナルの「視点」や「体験」を記事に盛り込むことを意識しました。客観的事実にプラスして、私というフィルターを通して得た知見を入れることで、他のメディアにはないオリジナルのコンテンツができたと自負しています。
3.記事の文字数は最低1500文字を確保した
ここはあまり意識していなかったのですが、あとで見返してみるとどの記事も1500文字以上は書いていました。そのうち2記事は3000文字を超えていました。
できるだけ簡潔に書こうと意識しているのですが、読者の方にわかりやすい流れを意識すると自然と文字数が確保できたということでしょう。余談ですが、以前某Webメディアのライターをしていた頃、記事の文字数は最低1000文字という指定がありましたので、やはり少なくとも1000文字、できることなら1500文字以上は意識しておきたいところです。
例えばこの記事は約2600文字です。思いのほか短いと感じるのではないでしょうか?
4.プライバシーポリシーやお問い合わせページを用意した
サイトのプライバシーポリシーは、Googleアドセンスの必須コンテンツに挙げられています。2018年5月25日に施行された「一般データ保護規則(GDPR)」以降、世界的に個人データの取り扱いが慎重になった流れを組んでいるのでしょう。
当サイトでは、Cookie、アナリティクス、広告などについて記載しています。
▶︎ 必須コンテンツ – AdSenseヘルプ
5.合計8記事用意した
結局のところ、2度目の申請の際に用意したのは投稿5記事に加え、プライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表記、お問い合わせの8記事でした。うち、お問い合わせはGoogleフォームへのリンクとなりますので、実質7記事でした。
まとめ
上記5点の他に気をつけたことは、「引用は記事の3割まで」ということくらいです。とにかく「読者の役に立つもの」「オリジナルのもの」という2点を意識して記事作りを行いました。形式は審査基準を満たしているのに通過しないという方は、ぜひお試しいただければと思います!